ジョンMHA太郎の医療コラム
近年は調剤薬局のM&Aが活発に行われ、件数も毎年右肩上がりの傾向となっています。様々な理由があると考えられますが、
・薬価改定や調剤報酬改定による先行きの不安
・後継者不在の問題
・薬剤師をはじめとする従業員に対する雇用の悩み
このような理由から多くの薬局経営者様が譲渡を検討することが決して珍しくなくなってきました。
メリットとしては事業の安定的な継続と事業の拡大・後継者不足の解消・譲渡金の発生が挙げられますが、
デメリットは従業員の待遇悪化や人員整理・処方元との関係性の悪化などが考えられるため慎重に進める必要があります。
いざという時に慌てないために、譲渡する会社はどのような会社がいいのか、仲介業者にお願いするべきか、どのタイミングで売るべきか、などを考えておく必要があるでしょう。
実際に譲渡をする際の具体的な内容はまた今後述べさせていただきたいと思います。